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行灯皿
あんどんざら
灯明皿(油を入れて灯明をともす浅い皿)からしたたり落ちる油を受け、行灯やその周囲を汚さないための受け皿です。19世紀中頃からつくられていました。 別名を「油皿」ともいい、大きさは口径七寸弱(約20cm)です。行灯では、灯明皿の下の段に設置し、油注などを置きました。外から見える位置に置かれるため、織部釉が掛けられたり、鉄絵の具で花鳥風月を題材に描かれたりと、さまざまに装飾が凝らされるようになりました。
縁は直角に折れるようにして立ち上げ、器面も縁もほぼ平らになるようロクロで仕上げていきます。